大川キャンパス

学部・学科

SCHOOLS AND DEPARTMENTS

理学療法学科

大学附属・関連病院と連携した最先端の臨床教育を通じ、
未来の理学療法を牽引する人材を育成

理学療法学科

取得可能な資格

  • 理学療法士[国家資格] ...国家試験受験資格
  • 公認初級・中級パラスポーツ指導員 ...在学中に取得
  • 福祉住環境コーディネーター ...在学中に受験可能

学科長メッセージ

総合的な診療能力を備え、地域医療・国際貢献の両面で活躍できる
高度な医療人材を育てます

理学療法の対象は、新生児から超高齢者、スポーツ傷害から内臓疾患まで多岐にわたります。 福岡保健医療学部理学療法学科では、これらに対応できる総合的な診療能力を持つ高度な医療人材の育成を目指し、優秀な教授陣に加え、隣接する高木病院、柳川リハビリテーション病院、柳川療育センターと密接に連携し進化した臨床教育を展開します。地域および世界から選ばれる、未来の理学療法を牽引する理学療法士の育成に取り組みます。

理学療法学科長

理学療法学科長
河野 健一 教授

[PROFILE]国際医療福祉大学大田原キャンパス第8期卒業。リハビリテーション科学博士。 2016年に本学成田保健医療学部に着任し、2020年より本学から厚生労働省医政局医事課へ出向。現在、リハビリテーション教育評価機構事務局長、日本糖尿病理学療法学会副理事長を務める。


学科の特長

最先端の臨床実習教育を基盤に、次世代の理学療法士教育を展開

理学療法士はケガや病気からの回復をめざす従来のリハビリテーション分野はもちろん、 健康支援、プロスポーツやオリンピックのサポートなどの領域へ活躍の場が広がっています。本学科では、こうした新しい領域でも活躍できる「次世代の理学療法士」を養成するために、理学療法の根拠や理論を自分で明らかにして実践する能力が身につくカリキュラムを展開。個々のニーズを発見し、可能性を最大化する教育を行います。

  • 実践を意識したカリキュラムで
    臨床技術力が身につく

    本学科では、学修段階に合わせた基礎実習(1年次)、検査実習(2年次)、評価実習(3年次)、臨床実習(3・4年次)を行い、各学年で学修した知識・技術を臨床現場で応用することで、リハビリテーションの実践力を養います。また、1年次から学年ごとに客観的臨床能力試験(OSCE)を行い、臨床技術力および医療人の心構えを身につけます。

  • 隣接する高木病院、関東の大学附属病院で
    質の高い臨床実習を実現

    基礎実習、検査実習、評価実習はすべて近隣の大学関連病院・施設で行うことで学科教員の密なサポートにより安心かつ充実した臨床経験を積むことができます。3年生後期と4年生の臨床実習では、関東地区の大学附属病院も実習地となり、本学の卒業生を中心に、どの養成校よりも質の高い臨床教育を展開します。

  • 医学的基礎へのアプローチが充実
    科学的な思考力と探求心を育む

    医学的基礎分野を重視し、基礎医学系専任教員との連携による授業を展開。科学的根拠に基づいた理学療法の修得をめざします。また、三次元動作解析装置など、最新鋭の医療・検査機器が充実。大学院で研究指導も行っている教員と共に学ぶことで、次世代の理学療法士に求められる科学的な思考力と探求心が育まれます。「卒業研究」を通して科学的な研究手順や論理的な考え方も学べます。

  • 3年連続、100%の国家試験合格率!
    きめ細かいサポートで就職率も毎年100%

    本学科には、1~4年生までの縦割りグループごとに指導教員がチューターとなって学生生活を支援するチューター制度があるので、安心して充実した大学生活を送ることができます。臨床実習や卒業研究と並行した就職活動、国家試験対策でも専任のチューターや担任が中心となってきめ細かなサポートを行います。

主な演習・実習

  • 運動学演習Ⅰ(基礎)・Ⅱ(応用)

    「運動学演習Ⅰ」では、実際に機器を使用して身体機能を測定し、理学療法に必要な基本的な知識を学びます。歩行、筋電図、水治療法など、グループに分かれて毎週測定し、結果をまとめます。「運動学演習Ⅱ」では、実際の臨床での考え方に沿って演習を進めていきます。

  • 理学療法診断学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

    検査の基礎を演習する授業。学生同士でペアを組み、練習していきます。患者さんの検査の様子を動画で確認し、実際に行います。この講義の実技試験終了後の「検査実習」では、病院や介護施設などで、実際の患者さんや利用者さんの検査を行います。

  • PTスキルⅠ・Ⅱ・Ⅲ(演習)

    理学療法士として必要なスキルを1年次から3年次にかけて学びます。Ⅰは、病院などを見学する「基礎実習」前後に行い、ⅡおよびⅢでは模擬症例を使用して臨床実習に必要な知識や考え方を学んでいきます。学生が評価やアプローチを実演して、リスクなどに配慮できたかを確認します。

  • 臨床実習Ⅰ(入門)・Ⅱ(応用)

    臨床現場で実際に使用する理学療法を演習し、身体の関節を円滑に動かすためのテクニックや、中枢神経疾患や整形外科疾患、内部障害に対応する運動療法等を学びます。学内で演習を行い、学生同士技術を学んでいきます。

プロフェッショナル養成に向けたカリキュラム

関連リンク