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作業療法学科

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暮らしを科学的に分析し、生活の再構築に生かす。
生きる力を与える<作業療法士>を養成

作業療法士は身体または精神に障害を持つ方々が自立し、心豊かな社会生活を送ることができるように支援する医療専門職です。
機能を促すだけでなく、前向きに生きる力をサポートする技能も求められます。
本学科では、人間が「生きていくこと」の意義に重点を置き、障害を持つ方への深い理解や共感するこころを育み、作業活動や検査手技など具体的な作業療法を修得していきます。

取得可能な国家資格

  • ■作業療法士

毎年2月に国家試験を実施。解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)および作業療法の8分野でマーク式試験が行われます。


作業療法士の関連資格

  • 認定作業療法士
  • 専門作業療法士
  • 福祉用具専門相談員
  • 精神保健福祉士
  • 障がい者スポーツ指導員(初級・中級)
  • 福祉住環境コーディネーター

作業療法学科の教育方針・特長

  • 地域の病院・施設との連携により実践力・応用力を高める実習制度

    1年次の体験実習をはじめ、地域の病院・施設、グループ関連施設と密着した学修を実施。
    4年次の総合実習では、臨床実習指導者と大学教員が連携して指導する「臨学共同臨床教育システム」で、一貫した教育を行います。

  • コミュニケーションのスキルの修得と向上に向けた教育

    障害を持つ方々の気持ちに寄り添う対応や、障害特性に応じた接し方など、作業療法士には高いコミュニケーション能力が求められます。
    講義では、対象者への接し方を学び、「チーム医療・チームケア」の一員として必要な対人能力を修得します。

  • 学年担任制・IG制度の導入による学内教育

    各学年に担当教員を配置して、学生一人ひとりに応じた教育を実施。
    1~4年次まで縦割りグループで、テーマ設定・研究・報告まで一貫して取り組むIG(Interactive Group)制度により、学修面から生活面まで、きめ細かなフォローをします。

プロフェッショナル養成に向けたカリキュラム

作業療法学科の実習紹介

  • 評価実習

    3年次後期に実施される学内実習。身体障害・精神障害・発達障害の3領域に分かれ、これまで学修した運動学、評価学、障害学等を統合して、評価(患者さんの状態を把握すること)の実施過程や思考過程を体験する。

  • 総合実習

    4年次に実施される長期間の臨床実習。大学と臨床現場との連携を図り、作業療法士として必要な対象者への対応力・問題探索力・実践力などの総合力を修得していく。

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