医学検査学科
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最新の医療現場に対応できる医学検査のスペシャリスト、
次世代の〈臨床検査技師〉を養成
心電図や超音波(エコー)、脳波、磁気共鳴画像(MRI)、血液検査などさまざまな検査や分析を行うのが、臨床検査技師の役割です。
病気の診断や治療の経過、健康状態を客観的・科学的に把握するために不可欠な存在となっています。
また最近では、細胞検査士や超音波検査士といったより専門化した資格を取得し、その分野のスペシャリストをめざす人も増えています。
本学科では、臨床検査の専門分野に対応するためのカリキュラムを編成。
最先端医療機器の知識・技術を修得できる環境で国際的に活躍できる人材を養成します。
取得可能な国家資格
- ■臨床検査技師
毎年2月に国家試験を実施。医用工学概論(情報科学概論および検査機器総論を含む)、公衆衛生学(関係法規を含む)、臨床検査医学総論(臨床医学総論および医学概論を含む)、臨床検査総論(検査管理総論および医動物学を含む)、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む)、臨床血液学、臨床微生物学および臨床免疫学についてマーク式試験が行われます。
臨床検査技師の関連資格
- 食品衛生管理者(国家資格・任用資格)
- 食品衛生監視員(任用資格)
- 健康食品管理士(認定資格)(受験資格)
- 医用質量分析認定士(認定資格)(受験資格)
- 遺伝子分析科学認定士(認定資格)(受験資格)
医学検査学科の教育方針・特長
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臨地実習教育の充実
隣接する高木病院をはじめ、豊富なグループ関連病院や附属病院と連携。他大学には類を見ない恵まれた環境で実践力を養い、「チーム医療・チームケア」を実体験します。
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遺伝子検査の教育を徹底
発病や薬効を左右する個人差を遺伝子レベルで解明し、その成果を治療や予防に役立てようという「オーダーメード医療」に対応できる臨床検査技師を養成します。
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生理学的検査の能力を修得
生理学的検査のできる臨床検査技師が求められ、超音波(エコー)検査や磁気共鳴画像(MRI)検査などにも対応できる高い能力を備えた臨床検査技師を養成します。
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国際的に活躍する人材を養成
人間性豊かでバランスのとれた人格形成を図り、異文化への理解と語学教育の充実、海外研修などを通じて、国際的に活躍できる人材を養成します。
プロフェッショナル養成に向けたカリキュラム
医学検査学科の実習紹介
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微生物学実習Ⅰ(基礎)
検査材料の採取や保存方法および無菌操作を学修しながら、染色法、培養法、同定法、薬剤感受性試験、迅速診断法など実践的な微生物学検査方法を修得。
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遺伝子検査学実習
染色体や遺伝子の変化が病因や治療薬の選択に大きく関係することが明らかとなり、遺伝子検査が臨床検査場において行われる時代となった。実習では、遺伝子解析技術の基本的な原理と手技の修得をめざす。