東福岡高校と高大連携協定を締結 大川キャンパス
国際医療福祉大学と東福岡高等学校(福岡市)は9月4日(木)、大川キャンパスにて、医療福祉分野で活躍する人材の育成に関する高大連携協定を締結しました。相互の教育交流を通じて、高校生たちが将来の進路を選択する中で、医療福祉分野への関心を高めてもらい、併せて国際的な視野と高度な専門性を備えた人材の育成を目指すものです。締結式では、本学の鈴木康裕学長と東福岡高等学校の德野慎一郎学校長が協定書に署名しました。
この春まで男子校だった東福岡高等学校は、創立70周年に当たる本年度、男女共学校に生まれ変わり、併せて「医進・サイエンスコース」など目的別にコースを改編・新設しました。こうした経緯を踏まえ、医療現場で働くことを志望する生徒たちに、自らの将来像をより具体化してもらうことで、学習意欲の向上を図ります。また、女子学生の割合が比較的高い本学は、新たに女子を受け入れることになった東福岡高等学校にとって、進学先の充実や多様化に寄与できるものと思われます。
締結式で、德野学校長は「何のために学ぶのかというキャリア教育に力を入れている。医療や福祉分野は非常に倫理観が求められる職業。そういった点にも高校時代から踏み込んで考えさせたい」と連携の狙いを説明。鈴木学長は「大川だけでなく、全国に五つのキャンパスがある本学は、チームで医療を支えることも学べる。なるべく多くの優秀な高校生に学んでいただきたい」などと連携の効果に期待を寄せました。


