大川キャンパス

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本学医学検査学科と連携 認定看護師教育課程「感染管理」

本学グループの「九州地区生涯教育センター」では、今年も認定看護師教育課程「感染管理」を9月に開講。本学福岡保健医療学部の医学検査学科と連携し、受講生23人を対象に、専門基礎科目「微生物・感染症学」の講義・実習を大川キャンパスで行いました。指導したのは、臨床微生物学、感染制御学の第一人者である本学医学検査学科長の永沢善三教授および船島由美子講師。同学科の学生たちもボランティアとして参加し、微生物学の実習を手伝いました。


  • 指導する永沢学科長
  • 講義風景

「九州地区生涯教育センター」では、九州初の「感染管理認定看護師」の教育機関として、2013年度からこの教育課程を開講。特に、本学での微生物・感染症学の講義・実習は、「最先端の分析機器を使用するなど、これほど恵まれた教育環境で微生物・感染症学を学ぶことのできる教育機関は全国的にみても少ないと感染管理認定看護師をめざす方たちに人気です」(同センター/杉町富貴子認定看護師専任教員)。「新興・再興感染症による脅威に対し、感染予防・管理・監視を行える能力を身に付けるために、まずは国際医療福祉大学の医学検査学科・永沢学科長の講義と実習で微生物および感染制御に関する知識をしっかり修得した後、資格取得に必要な様々な専門科目の理解を深め学修を進めることが、センターのカリキュラムの特長」(同センターの土橋ルミ子准教授)

  • 医学検査学科の学生
  • 医学検査学科の学生と受講生

微生物学実習には、本学医学検査学科の3年生有志も参加。グラム染色や培養検査などの準備を手伝ったり、顕微鏡をのぞく受講生からの質問に答えたりと大活躍。「授業で学んだことの復習にもなるし、自分自身の理解度を確認する機会にもなります」。この感染管理認定看護師実習は、サポートする本学学生にとっても臨床検査技師の役割の重要性を肌で感じる良い機会となっています。

  • 医学検査学科の学生と受講生
  • 医学検査学科の学生