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学長からのメッセージ 「今、伝えたいこと」

国際医療福祉大学 学長 大友 邦

「100年に1度の危機」とされるCOVID-19の感染拡大・パンデミックに遭遇している今、皆さんにぜひお話しておきたいことがあります。

1.自分の身をしっかりと守ろう!
4月13日19時の時点で、世界の感染者数は170万人にせまり、国内感染者数も7000人を超え、感染拡大に歯止めがかからない状況が続き、非常事態宣言が発出された7都道府県以外でも大小様々なクラスターが発生しています。このような状況下では、まず自分の身をしっかりと守ってください。手洗い、うがい、マスク着用を励行し体調を整えるとともに、不要不急の外出を控え人との無用な接触を避けるようにしてください。
皆さんのような若い世代では多くの場合、無症状あるいは軽症で済むとされていますが、少数ながら重症化例・死亡例も報告されています。そして何よりもご家族をはじめ周囲の方に感染を広げないことが大切です。将来医療人としてのキャリアを積んでいく国際医療福祉大学学生は、当然ながらより強い自覚に基づく自己コントロールが求められます。

2.ネットワークで克服しよう!
新年度の授業は開始が通常より2週あまり遅れるだけでなく、いわゆる"3密"を防ぐためにオンライン形式が広く導入される予定です。また様々な現場での実習も変則的になる可能性が高くなっています。皆さんにとって初めての経験であるのと同じように、多くの教官にとっても初めての経験です。最善は尽くしますが、当初は不完全な部分があるでしょうし、皆さんを100%満足させるのは難しいと考えています。この点については、あらかじめお詫びしておきます。
ここからが肝腎です。同級生・先輩・後輩そして何よりも教官とのネットワークをしっかり構築し、この難局を一緒に乗り越えていただきたいと考えています。ICTを活用して、クラスの仲間と情報を共有するとともに、疑問・要望はしっかりと教官に伝えてください。
通常の対面授業に比べて、ひょっとしたら"さぼりやすい"かもしれませんが、その"つけ"は皆さんご自身に跳ね返ってきてしまいます。毎日の積み重ねを怠らないように、ぜひ根気よく努力してください。

3.目を凝らし、耳を澄ませ!
はじめに書いたように、今回のCOVID-19は「100年に1度の危機」と言われています。1918年から19年にかけて当時の世界人口20億人の3分の1が感染し1億人近い死者を出したとされるいわゆる"スペインインフルエンザ"に匹敵するダメージを人類に与える可能性があるということです。
感染症・公衆衛生学はもちろんのこと社会学、経済学、政治学など様々な分野から膨大な現状分析と近未来予測が発信されています。個人としてこれらの情報を取捨選択することは不可能に近いと思います。そこで情報源を絞り、これからの成り行きに目を凝らし、耳を澄ましてください。世界の人たちがこの難局に立ち向かい克服していく過程は、我々にきわめて大切な教訓を与えてくれると考えるからです。言わずもがなですが、医療のエキスパートをめざす皆さんにとってはなおさらです。

緊張感をもって日々を過ごし、この難局を一緒に乗り越えていきましょう!